Q&A: ソーラーガード
1. ソーラーガードとは?
ソーラーガードは台風対策と日除け兼用の、世界初の多目的ハリケーン・ファブリックです。紫外線の影響を受けない、生地に対しては10年間の長期限定保証がついています。
2.アルミシャッター、雨戸、ネット、防犯フィルムなどと比べて、ハリケーン・ファブリック・スクリーンを選ぶメリットは何ですか?
ソーラーガードは風圧も雨の侵入も飛来物も、沖縄を初めとする全国の台風の三大脅威のすべてに効果を発揮する革新的な台風対策です。シャッター類、防犯フィルムなどは一度飛来物が当たれば、システム全体の買い替えになりますが、ハリケーン・ファブリックは当たってもびくともしない設計です。またソーラーガードは半透明ですから、建物の中から外の様子が見えて、停電時でも雨戸やシャッタの場合の圧迫感からは開放されます。
3.ロビーや玄関のサッシュから吹き上がる浸水も止めますか?
はい、風圧を97%まで軽減させるので鉄砲雨が直接サッシュや窓に当たらなくなり、水による被害を防ぎます。
4.ソーラーガードでは窓ガラスは守れますか?
台風時に飛来物が衝突すればスクリーンは最大で約9%まで伸びます。飛来物の大きさ、速度、スクリーンとガラスの間隔などの条件によって違いますが、金属シャッター同様の効果を得られるためのガラスとスクリーンの間隔は計算されてます(仕様参照)。
5.ソーラーガードはメンテーや保存はどうなりますか?
ソーラーガードは台風後の水洗い程度のメンテーしか要りません。温度も湿度も影響を受けないし、車庫や屋根裏、どこでも保管できます。中性の石けんを使って水洗いをしても大丈夫です。常設する場合は少なくとも年に二回中性の洗剤で洗うべきです。アンカー類は、定期的(特に台風後)な水洗い、さび止めスプレーなどのケアを勧めます。
6. 太陽の紫外線による劣化はありますか?
ソーラーガードの繊維はコーティング処理されていますので、紫外線の影響を受けません。
7. どんな色がありますか?
ソーラーガードは黒、ボーン(薄茶)とアイボリーです。他の色は特注で取れます。
8.鋭い飛来物が当たれば穴は開けられないのか?
ソーラーガードは優れている穿刺力がありますが、万が一突き刺さったとしても、スクリーンはそれ以上破らないように設計ししており、防風機能は失われません。またシャッタ類と違って、万が一穴が開いた場合は修復できます。
9.ソーラーガードははどこまでの風速に耐えられますか?
国際的建築基準上、ハリケーン対策商品は風速ではなく、風圧によって検査を受けます。ソーラーガードは70psf* (3352Pa) の設計荷重まで検査を合格しています。そこまで合格するために1.5倍の安全係数も使われますので、実際は 4309Pa以上の検査に耐えてい ます。ちなみに、60psf(2872Pa)は平均的には69msの風速に相当する(80psf {3830Pa} は平均79ms)と言われますが、風速と風圧の関係は地形、高さ、向き、海抜、海からの距離など、複雑な計算になりますので、自分の建物の実際の設計荷重 を確認する必要がある場合は設計士などの専門家と相談してください。
10.ソーラーガードは台風対策商品として国際規格や建築基準に合格していますか?
はい、弊社のファブリック・スクリーンはIBC(国際建築基準)およびフロリダ州、テキサス州の建築基準に合格しており、またその中で最も厳しい高風速地域内での利用も認められています。ファブリック・スクリーンの内、ソーラーガードのみは高風速地域内でロールシャッターとしての利用が認められています。(詳しいことは強度計算資料を参照していください)。
11.大型台風では、ソーラーガードは金属シャッターなどの雨戸類より強いですか?
検査ではスクリーン・システムは90psf*(4,309N/m2)の風圧に耐えられます。その状態では多くの雨戸類は飛ばされ、飛来物となります。
12.最近の台風では、風圧で窓ガラスが割れたりします、また雨戸やシャッターを使っても、風圧で窓が飛ばされるケースが多いですが...
シャッター類の多くは風を通すように設計しています。大型台風で、窓やサッシュのガラスが風圧で大きく内側へ膨らみ、危険です。ハリケーン・ファブリック・スクリーンは風圧と雨を95%カットしますので、大型台風の場合はスクリーンの方は優れていりと言えます。実際、シャッターの外側にハリケーンファブリックを張るお客さんも多いです。
14.プレハブやハウスにも使えますか?
ハリケーン・ファブリック・スクリーンは風を受け止めて風圧をカットしているので、構造物自体はそれだけの荷重に耐える強度さえあれば使えます。
15.自分で施工できますか?
ある程度器用な方ならできます。しかし、代理店が近くにあればそれを通した方が安くなる場合が多い、また安心です。離島などはDIYでも十分できます。